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島スクエアフォトクラブ作品集

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2024年 03月 19日

第69回ふれあい市場写真展 2024年3月9日

69回ふれあい市場写真展 2024年3


課題早春


第69回ふれあい市場写真展 2024年3月9日_f0277234_11133021.jpg

1 梅の花裏と表とミツバチと

2.2024年2月12日

3.岩国市由宇町神代

4.2月の寒の緩んだ日、ミツバチが、脇目も振らずに花から花へ蜜を集めていました。この梅の木は、188号線の道路脇の落石防止の壁の上、2m程の高さの位置に自生していました。花も生きるために咲き、ミツバチも花の少ないこの時期に懸命に蜜を集めるところがいいな。

5.森重 幸雄

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1.屋代川早春

. 2024年2月6日

3.周防大島町西屋代

4.屋代ダムを源流とする屋代川。狭い川ですが、ギターマン、Mさんが月1回のふれあい市場のステージで、「屋代川は大きいぞ」と歌われるように、無数の命が溢れる屋代川に春が巡ってきました。

5.三原 伊文


第69回ふれあい市場写真展 2024年3月9日_f0277234_11132130.jpg

1 花園

2 2024年3月2日

3 防府市佐波川

4 菜花の中で秘密基地を作っていた少年に出会いました。まだ冷たい風の吹く秘密の花園を楽しんでいるようでした。

5 吉留 文男


第69回ふれあい市場写真展 2024年3月9日_f0277234_11131841.jpg

1 フラワーランドに春が来た

2 2024年3月2日

3 柳井市フラワーランド

4 チューリプがきれいでした。

5 古川 松生


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1 早春 ‐さわやかで芳醇な香り‐ 

2 2024年1月17日 

3 姫路城西御屋敷跡好古園

4 「春告げる 主役はわたし うぬぼれて」

世界遺産・姫路城を借景にした庭園。凛とした姿の向こうには、八角和傘をイメージした四阿(あずまや)聞竹亭(もんちくてい)が建っています。

5 新保 眞理


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1 耕した?

2 2024年3月7日

3 平生町宇佐木 

4 近くの妻の実家に行ってみたらご覧のあり様。家屋の傍は国道です。

5 山本 信夫



自由作品


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1 おーい、お前

2.2024年1月28日

3.柳井市神代

4.鳶が、優雅に空を旋回するのが羨ましく、ベランダから眺めていました。鳶はこちらの姿をしっかり認識しているように見えましたが、動じることなく、真上付近の近いところを旋回してくれたので勇姿を撮ってあげました。

5.森重 幸雄


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1.寒鯉の舞

2.2024年2月6日

3.周防大島町西屋代

4.潮が満ちてくると、屋代川の川口では大きな鰡(ぼら)と鯉が仲良く泳いでいます。少し上流では、真鯉や緋鯉が輪になって泳いでいました。海から上がった命が鯉になったと思えてなりません。

5 三原 伊文


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1 黒子

2 2024年1月7日

3 防府市公会堂

4 パンデミックの終焉を向かえることができ、成人式が対面で行われていました。マスクなしで晴れ着姿の新成人もうれしそうでした。自撮りの向こうにここまで育てられた親御さんの影を見たような気がしました。

5 吉留 文男


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1 ぶどう園の龍

2 6.2.24

3 柳井市日積

4 冬の剪定後の枝はまさに龍のごとく感じます。

5 古川 松生


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1 水に光る大地 ‐鳥の目になって‐ 

2 2023年10月23日 

3 カンボジア・プノンペン上空

4 「雨季終わる?! 水引きてなお 水浸し」

雨季の終わりが近づいています。場所によっては水嵩10メートル上昇もふつうですから、これでも水は引いた方。国内線プロペラ機だから上空から目にできました。

5 新保 眞理


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1 野島を望む

2 2024年3月6日

3 防府市天神山の中腹あたりから

4 曇り空から時々晴れ間も出て、眼前に広がる市街地の先には、野島がすっきりと見えました。

5 山本 信夫



木村ヨーシローが選んだこの3枚

課題「早春」
(1) t_01
.森重課題 梅の花裏と表とミツバチと
最初うるさくなりがちな背景がうまく処理されていることに目が行きました。レンズの焦点距離と絞りの選択、加えて太陽光の射し方によく注意が払われているので主題が背景から浮かび上がっています。そして梅の花と枝の配置もよく観察して切り取っていることを感じます。これらのテクニックは写真の基本ではありますが、日頃から身につけて咄嗟のシャッターチャンスにも素早く対応できるようになれば素晴らしいと思います。また背景に暖色系のオレンジの色合いがあるので早春のほの暖かさを感じさせてくれます。これも大切なポイントです。結果としてその陽気に誘われて開花した梅と活動するミツバチの生命の輝きが十二分に堪能できる作品になっています。

(2) t_03
.吉留課題 花園
まだこういう自然の小川があるんですね。春の小川はさらさらゆくよそのままの世界。そこに現れたジャンプする少年。ますます童謡の世界ですね。吉留さんがカメラを構えた場所は画面全体を菜の花で埋めるためだったのかもしれませんが、この少年が入る事で物語性が大きく増しました。例えばですが、小さな一歩かもしれませんが、勇気を持ってこの小川を飛び越えたことで、彼の人生に勇気の源として記憶されるのではないかと想像しました。残念な点としてピントはやはり少年に合わせるべきだったと思います。そうすることで菜の花は脇役となり、彼を取り囲んで勇気を讃えているかのような感じがより出ると思います。

(3) t_04.
 古川課題 フラワーランドに春が来た
ストレートで分かりやすい作品です。強い順光で撮られているのでコントラストが高く力強さを感じます。そもそもオブジェとしての完成度があるので、主にどう切り取るかに作者の腕がかかっています。ローアングルから見上げるように撮ったのは正解だと思います。ただ惜しいのはもう少し下から撮れなかったのでしょうか?人間は心情的にきれいなハートの形を見たいと思ってしまうものです。単純なことですが、撮るときに気を抜かずもう一歩をお願いします。


自由
(1) t_15.
 新保自由 鳥の目になって
これが日本なら水害かな?と思うのですが、雨期のあるカンボジアならではの光景と知り、それでもやはり限りなく水害のようですね。面白いのは飛行機の窓に対して斜めに切り取り、翼の一部も見えるのでまるで自分が空を飛んでいるかのような臨場感を感じることです。つまり新保さんと同じ目線になっているのです。写真を客観的にではなく主観的、感情的に撮るということはこういうことです。構図が斜めになったりブレたりボケたりするのはその時の撮影者の感覚の結果であり、それを効果的に意識して使うというのも写真ならではのテクニックの一つです。特筆すべきは田畑の形状から人間の営みを感じられ、自然の雄大さとともに厳しさを感じられることだと思います。大空と大地の下に小さな人間の家々。まさに鳥の目となり下界の心配をしてしまいました。

(2) t_13
.吉留自由 黒子
見方がとてもユニークで良いですね。白いボードはレフ版でしょうね。それを黒子となって支えるのが親ということですね?レフ版まであるならカメラマンもこの場にいるのでしょうが、なぜかスマホで自撮りというのは今の時代を感じます。そして娘の晴れ姿のためならという気持ちも十分伝わってきます。レフ版を持つ両手が可愛らしくも思えます。スマホを持つ手の影がレフ版に映っているのも良いアクセントになっています。光と影を意識することで画面に奥行きが出ます。タイトルを晴れ着の娘さんたちではなく顔の見えない黒子なる親御さんにしたことで、鑑賞者の興味もそちらに行き、レフ版の後ろでどんな表情をしているかと想像してしまうのでうまいタイトルだと思いました。さりげないスナップから色々想像させられる秀作だと思います。

(3) t_14
.古川自由 ぶどう園の龍
普段は見られないぶどうの冬の姿。確かにタイトル通りまるで龍のような無骨で力強い姿なんですね。初めて見ました。古川さんはこれをどう撮ったら鑑賞者に伝わるだろうかと考えられた様子が伝わってきます。ハウスの骨組みがきれいに重なって奥行きとなり胴体の長い龍がこちらに向かって来るかのような効果を狙っている努力を評価させていただきます。

ついでに言及させていただきますが、三原さんの作品でもボラがコイに変わるというイメージを感じさせようとした努力を感じます。ただ撮るだけでなくそういうイメージする力が大切だと思います。その積み重ねが次の作品に活かされると思って是非続けてください。


岩谷昇平のワンポイントアドバイス


課題「早春」 での私の一押しは森重幸雄さんの「梅と花裏と表とミツバチと」です。

この作品は課題によく合っています、逆光ぎみに蜜を求めてやってきたところを焦らずによくピントを合わせて撮っています、

ただ、もう少しトリミングにて背景のゴチャゴチャ感を整理した方が良いと思います。

それと題名も作品の一部です、題名で一点とる場合があります、膝をうつような簡潔明瞭な題名を付けるように心がけて下さい。

この場合一例ですが「梅にミツバチ」でいいと思いますが・・・ 如何でしょうか。

次に 古川松生さんの「フラワーランドに春が来た」です。

この作品は下から目線でハートを空にぬき迫力のある撮り方で目を引きます。

上手いと思います。

次に 吉留文男さんの「花園」です。

この作品は斜めに小川を入れ、それを渡る子供を瞬間的にとらえています。

この作品の題名は「課題 早春」を意識されたのか「花園」となっています、この場合菜の花畑を主役にした題名よりは小川を飛び越える子供を

主役とした題名の方が良かったのかなと思います。

「自由課題」 での私の一押しは吉富文男さんの「黒子」です。

この作品は面白いですね・・・ 「課題 早春」の方に出品してもよかったですね。

同じような着物を着た二人が自撮りをしている、それを手助けしている人がいる・・・ いい瞬間を捉えています。

「も~いいか」「早くしてくれ」と言っているようでもあります、黒子の優しさが伝わってくるようです、どんな人か見て見たい気もします・・・。

次に 三原伊文さんの「寒鯉の舞」です。

この作品は写真をみて題名を見ると、澄んだ水の中をてっきり鯉が泳いでいるのだと思っていましたが、説明文を読み始めてビックリです。

写真と題名を見る限りでは 皆さん鯉と思うのではないでしょうか?・・・、 写真だけを見たのではわからない所を題名で補ってやる、そう言う題名のつけ方が必要かと思います。

この作品の題名を例えば「ボラと鯉」とすると 皆さん写真に見入るのではないでしょうか・・・。

今回は題名について色々と言いましたが・・・、以前にもタイトルについてお話ししたと思いますが、写真審査する時に題名を見て審査するわけではありません、が審査の最終局面で

膝を打つような的確で写真とのバランスがとれた題名だった場合 ランクアップすることがあります、題名もまた作品の一部です、センスあるタイトルをつけて作品の価値を高めましょう。










# by simasquare | 2024-03-19 11:36 | ふれあい市場写真展作品
2024年 02月 25日

木村ヨーシローへの質問コーナー

木村ヨーシローへの質問コーナー

今回から木村さんの了承を得て質問コーナーを設けました。
これまでの講評をいただくだけでなく、判断に悩むことなどを質問しさらに向上を目指そうという主旨です。
木村さんに対してだけでなく、会員相互の質問も有りです。双方向のやり取り手段を設けたということですので、何でもご質問下さい。

今回は、最初の質問はしにくいでしょうから、同期の吉留にお願いしました。次回以降もこんな感じでお願いします。
木村さんの回答はすごいですから、いろいろ判断など悩んだりしている方にはとてもためになる内容だと思います。

木村さん、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。


吉留様

ご質問を頂きましてありがとうございます。

早速ですが以前課題は季節のものばかりでなくとも良いのでは?と指摘したことがありますが、

季節ものだとやはり季語に相当する要素が最低限必要になると考えています。


この季語というものは多くの人が一応納得できる範囲のものということになります。

今回の「冬」ならやはり寒さとか雪とか正月とかということになると思うのです。


ですから「雪の日」も「冬の日」の中に含まれると思います。

そして夜空の星となると木の様子から冬と推察されてもなかなかこれぞ冬!とならず、

他にもっと冬らしい写真があればそちらが優位になることは仕方の無いことだと考えます。


その意味で課題に対しては雪の写真のその1かその2を提出していた方がより適していたと思います。

「しぐれ時」は確かに冬らしい様子ですが、ズバリではないことはご承知いただけますでしょうか?

また「彩度が低いためにインパクトが弱いのではないかと思った」ということですが、彩度はインパクトとは直接関係ないです。


一般的な話ですが、課題の撮影はまず課題から浮かんでくる絵を想像してからそういう絵を撮影するのはどうした良いかを十分

考えて準備した上で撮影するという手順をお勧めします。課題をやる意味は撮影技術の向上にあるからです。


それと気になるのは、「吹雪の中に耐える国分寺」という表現の「耐える」という吉留さんの個人的な主観です。

作品を見て「耐える」と感じるかどうかは鑑賞者に委ねるべきで、撮影者は言わない方が良いです。

吉留さんが「耐えているな」と感じたら、それをどう撮影したらそういう風に鑑賞者に感じてもらえるかを研究してください。

例えばですが、お寺の風雪に耐えてきた風情の大きな柱をもっとアップにして、その柱にぶつかる雪の様子を撮ったらどうでしょうか?


また多くの人が何気なく使う言葉ですが、「テーマで撮影する」ということも少し引っかかるのです。

テーマならもっと大きく「日本の寺」とか「冬景色」とかなら納得できるのですが、

今回の場合ここで撮影していたらたまたま人が通りかかったからシャッターを押したということではないでしょうか?



あるいは吉留さんはこの構図で撮ると決定してから人が来るのを待っていたのかもしれませんね。

もしそうなら、私ならこの撮影ポイントではなく、背景に山寺が見える場所を選んでフレーミングしてから人が来るのを待って撮ります。

この写真なら手前が山寺でしょうか?もしそうなら後ろの橋のところから石段を上って行く人を撮ってみてはいかがでしょうか?


一方「物語性の観点」というのはすごく良いですね。一枚の写真から物語性を感じるということは良い写真の要素です。

よく私が言うことですが、写真の中に人がいたらその人が主役となります。その人に最大限の興味を持つべきです。


今回雪の降る中わざわざ山寺にお参りした人の物語は何でしょう?願い事?法事?単なる散歩?

いろいろ考えられます。でも人が小さいとよくわかりません。よくわからないと興味が持てませんよね?



もっと人を大きく撮るべきなんです。持ち物や表情があればそこから想像が膨らみます。

もしそういう情報がない場合は物語性の乏しい写真ということなので作品としては大したことはないという判断になります。

特にコンテストのような場合はボツにするという判断になります。


また別の可能性として雪景色が圧倒的に美しい中に一人の人がいるという自然と人の調和や対比も面白い写真になりそうです。

過去の雪景色の名作の中にもそういう作品を見た事があります。ただし北陸の豪雪地帯ですが、、、

こうして考えると今回の作品は中途半端だと思わざるを得ません。


もう一点気になったのは、今回はたまたまかもしれませんが、どの作品も正攻法の優等生的な撮り方でまるで絵はがきのようです。

絵はがきとは、これと言った特徴はなく無難にまとまった綺麗な写真ということで、撮影場所が観光地であれば絵はがきにして販売

したら良いのでしょうが、作品となると面白みが少ないしせいぜい良く撮れましたという評価しか得られないものです。



他のコンテストの上位入賞にこういう写真が選ばれているのを見るかもしれませんが、

少なくとも私は写真の可能性を広げたい立場として好ましくは思っていません。

どうしてもその先、もっと深いものを見たいと思ってしまいます。

「何が不十分なのか」と吉留さんもすでにお気づきなので、今回のアドバイスが役に立つ事を願っております。


古川さん以上です。

よろしくお願いします。



2024221() 11:11furukawa matsuo

木村 様

吉留さんから質問をいただきましたのでよろしくお願いします。

冬の日で提出された課題作品は、1 故郷の星 2 2023年12月29日 3 宮崎県小林市

4 子供の時に遊んだ西牧場(旧農林省種畜牧場)を久しぶりに訪れました。牧草地を囲む防風林と南天に瞬く星は昔のままだった。

でした


添付の写真と選ぶのを迷ったようです。私は故郷の星よりこちらの方が判りやすかった気がしますが・・・

2枚は雪の日という課題だった場合はどうでしょうかということのようです。自分の判断の仕方に自信はなかなか持てませんのでアドバイスが欲しいということのようです。難しいですね。


時間が取れる時でかまいませんのでよろしくお願いします。

古川(写真はブログサイズに縮小しました。原画が必要な場合はお送りできます。)

On2024/02/20 18:36, fumio Yoshidome wrote:

こんばんは。

先日からの課題についてメールしています。

以下質問です。

「冬の日」の課題について

質問1

画像を選ぶときに、関門海峡で撮影した「しぐれ時」を考えていました。しかし、次の二つの理由で取りやめました。第一の理由は、夕方撮影したために彩度が低いためにインパクトが弱いのではないかと思ったため、第二の理由は「しぐれ」が冬の日の課題に対応しているか自信がないため。自分で写真を選択する時に基準となる考え方がありましたら、ご教授お願いいたします。

撮影日 令和51231日 

場所  めかりパーキングエリア

木村ヨーシローへの質問コーナー_f0277234_22003719.jpg

質問2

もし「雪の日」というタイトルで撮影する場合、次の二つの作例はどう解釈されるのでしょうか。 一つ目、吹雪の中に耐える国分寺、二つ目、雪の日に山寺の石段をお参りに来る人、というテーマで撮影してみました。物語性の観点から、それぞれに何が不十分なのか、また、どんな要素を加えればよいのか、ご教授をお願いします。

その1

木村ヨーシローへの質問コーナー_f0277234_22001515.jpg


その2

木村ヨーシローへの質問コーナー_f0277234_22001075.jpg


以上です。よろしくお願いいたします。

古川の意図に合っているといいのですが。

--

ワイアイズ 木村ヨーシロー
Y-EYE'Z Yoshiro Kimura

yoshirokimura@gmail.com
090-8603-0067



# by simasquare | 2024-02-25 22:14
2024年 01月 24日

第68回ふれあい市場写真展

68回ふれあい市場写真展 202413
到着順 課題冬の日」&自由

課題冬の日

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1 初詣

2 2024年1月1

3 防府市

4 参拝者に幸あれ!

5 明石 哲弥

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1 遠望

2 2023年12月2日

3 柳井市琴石山

4 空気が澄んできた冬、琴石山から南西方面を見ると、柳井市、平生町、平生湾の先に九州の山並みが広がりました。冒険の旅に誘われるような気分を味わいました。

5 森重 幸雄

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1 親不知海岸を襲う高波

2 2023年11月25日

3 新潟県糸魚川市

4 この日の新潟県糸魚川市は11月も終わりとはいえ,大雨で冷える日でした.高速道路が高架橋を作って越えるほど狭い海岸に高波が襲うあたり,北陸の冬の厳しさを感じられます。

5 福本 勇規

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2 2024年1月9日

3 岩国市

4 冬休みが終わり、今日から新学期。荷物がたくさんだね。忘れ物は無いですか? 以前の課題(夏の朝)のときと、同じ場所で撮影してみたいと撮ってみました。

5 大久保 妙子

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1 冬の空

2 2023年11月13日

3 防予フェリー(三津浜ー伊保田港)

4 暖かい冬が一転、寒い一日でした。

5 古川 松生

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1 冬弦月

2 2023年12月4日

3 周防大島町小松開作

4 南京櫨(はぜ)の紅葉は落ち、白玉の実だけが残っていました。その上には下弦の月。その下には霜。今日は穏やかな瀬戸内日和になるでしょう。

5 三原 伊文

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1 故郷の星

2 2023年12月29日

3 宮崎県小林市

4 子供の時に遊んだ西牧場(旧農林省種畜牧場)を久しぶりに訪れました。牧草地を囲む防風林と南天に瞬く星は昔のままだった。

5 吉留 文男

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1 初詣

2 2024年1月2日

3 平生町沼 沼八幡宮

4 地元の神社にお参りしました。のんびりとした風景に昭和の景色が重なりました。

5 山本 信夫

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1 冬の日 ‐漁船も正月休み‐ 

2 202411

3 道の駅北浦街道ほうほく

4 「穏やかと 荒いの間合い 地の揺れて」

向こうに角島大橋を臨み穏やかにたゆたう漁船。シャッターを切った10分後に能登半島地震警報が入り、時間を追うごとの惨状に胸が痛みました。

5 新保 眞理

自由作品

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1 炎

2 2024年1月1

3 防府市

4 人類を悩まし続ける炎。実体がある様で無く、不思議です。

5 明石 哲弥

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1 僕らはみんな生きている

2 2023年12月10日

3 柳井市伊陸

4 田舎の小川、水路の幅は1m、深さは30cmほどの水の中、ウグイやメダカが悠々と命を紡いでいます。長い時の流れの中に洪水も旱魃もあっただろうに見事に生き抜いてきたことは素晴らしい。この小さく華奢な体にたくましく確かな本能と強さを感じます。

5 森重 幸雄

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1 未来に向け放たれる槍

2 2013年10月7日

3 宇部市ときわ公園

4 この公園には2023年10月に新しく、宇部市ゆかりの庵野秀明監督の代表作「エヴァンゲリオン」に登場するキーアイテム「ロンギヌスの槍」のオブジェが設置されました。

たまたま飛行機の離陸と子供がこの槍を指差すシーンを捉え、このオブジェが新しい宇部の象徴になると確信しました。

5 福本 勇規
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1 山門の額絵

2 2024年1月8日

3 平生町

4 冬の寒い一日、お寺へお参りへ。階段下から見上げた山門にちょうど雲が入り込み、額絵のように感じました。

5 大久保 妙子

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1 アイドルは僕

2 2023年12月27日

3 由宇町ふれあいパーク

4 孫9人が芸を披露、でも一番は年少の僕でした。

5 古川 松生

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1 仲よしこよし 

2 2023年2月3日

3 周防大島町塩竃神社

4 ♪ 仲よし小道はどこの道 いつも学校へみよちゃんと ♪ は児童の世界ですが、「お年寄りの仲よしもいいもんだ」と、シャッターを切りました。

5 三原 伊文

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1 射る!

2 2024年1月8日

3 防府天満宮

4 新成人による弓始式(邪気を打ち払う儀式)が開催され、見事に的に中りました。凛とした射手の目は固い決意に満ちているように見えました。

5 吉留 文男

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1 川の流れのように

2 2024年1月8日

3 山口市仁保上郷 仁保川に架かる橋上から

4 5月には鯉のぼりで賑わうこの場所も、今は枯れすすきの川のようです。

5 山本 信夫

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1 カンボジアは仏教国 -ヒンズー教信仰も- 

2 2023年10月23日

3 シェムリアップ 

4 「綺麗でしょ 仏も神も うれしかろ」

カンボジア・クメール王朝発祥の地クーレン山にあるプリア・アントン寺院へ。蓮の花に手を加えた華やかな花束を手に、平和と復路安全を祈念。

5 新保 眞理


木村ヨーシローが選んだこの3枚

課題 「冬の日」
(1) t_03.
 福本課題 親不知海岸を襲う高波
一目見て「津波?」と思ったのは私だけではないと思います。元日早々の大災害の後は見方がどうしてもそっちに引っ張られます。写真はその時を映すタイムリーな表現媒体なので、この運命からは逃れられません。さて窓越しの風景で外が暗いので室内の様子も少し反射していますが、そのお陰で臨場感が増しています。右下がブレているので、高速で移動している感覚を共有できます。迫り来る高波と相まって不穏な切迫感を感じます。道路上の赤いランプも緊急性を連想させます。高波が橋脚に当たる直前というタイミングも良いです。この後を想像してしまいます。色々な要素が偶然にもマッチして、まさに令和6年の幕開けを象徴する写真になったと思います。福本さんがこの地を訪れたのは11月末ということなので、予感だったのかもしれませんね。

(2) t_04.
 大久保課題 新学期
敢えて同じ場所でというチャレンジ精神がうれしいです!撮ってみてはどうですか?同じ場所でも季節によっての違いが写りましたか?まず画面全体の青白さが寒さを感じさせますね。日の出も遅くまだ薄暗い時刻に登校。朝焼けに向かって上っていく感じがやはり希望の光を感じさせてくれます。タイトルもシンプルに「新学期」で必要にして十分ですね。彼らの背後から「頑張って!」と優しく見守る大久保さんの愛情を感じられる寒くも心温まる秀作となりました。

(3) t_05.
 古川課題 冬の空
まさに冬にしか見られない空模様。複雑な雲間から所々太陽光が射し、まるで天空の世界があるかのようなドラマチックさがうまく捉えられています。海を少なめに入れているのは、メインは空なので正解だと思います。良いとされている三分の一はこの場合必要ないです。今回は自然の風景だけでうまくまとめられましたが、実はよくある写真なので、せっかくフェリーから撮ったのだから、船のデッキとかも入れて撮られていないでしょうか?冬の船旅のイメージの方がより面白かったと思います。

自由
(1) t_19
.新保自由 カンボジアは仏教国
新保さんの写真の色の美しさには毎回感動します。今回も美しい!メインの花束だけにピントを合わせて、背景はアウトフォーカスにしたのも素晴らしいです。画面構成がとても上手いので安心して見られます。花束の延長線上に仏様の座像を入れたのも心憎い演出です。そしてさらに凄いのは左側の三人の様子。新保さんが左手に花束を持って右手にカメラを持って撮影している姿に気づいた感じがとても楽しいです。カンボジアへ旅行に行きたくなる作品ですね。

(2) t_12.
 森重自由 僕らはみんな生きている
恐らく画像処理ソフトで補正された色だと思うのですが、そういうことをするのも良いことだと私は考えます。せっかくデジタルで撮影しているのだから、何も自然な色味に拘る必要はないと思います。自分が目指すイメージにどんどん近づけてください。ただし画像処理を必要以上にした場合は一言「画像処理あり」とか添えた方が親切だと思います。
さて、この作品の世界観はポエムなんですね。ポエムだからなおさらイメージ優先で良いのです。特質すべきは魚や草の実体よりも水底に映る影が主役になっていることです。そこに形の良い波紋が2つか3つ生じて画面にリズム=音楽を生じさせているのです。これらの要素が重なって自然を写し取った写真がポエムに昇華していると言えないでしょうか?森重さんの観察眼の素晴らしさがこの結果をもたらしました。

(3) t_16
.三原自由 仲良しこよし
三位は福本さんと明石さんで悩みましたが、今回の三作品はいわゆる「現代写真」っぽい可能性を秘めていると思います。説明はここではとても不可能なんですが、その感覚が良いので、今後も追求してみてください。三原さんはこの作品の二人しか見てないのが残念です。実際仲良しなのでしょうが、写真からはそれよりも違う雰囲気が漂っています。やはり大震災大火災の後では見え方が変わるというのもあります。この作品は炎に露出が引っ張られたのかとても暗いです。その事が今回幸いして?燃え上がる炎が龍のようになり家に燃え移るかのような瞬間を捉えているように見えます。神社の境内という場所も少し異空間なので、何だか呪縛かかって見えるのかもしれません。とにかくタイトルを変えてみてください。撮ったときのイメージは捨てて先入観なしにこの写真をよく見てください。熱で歪んだ空間も興味深いです。技術的には画面の両端に柱状の物があるのは目障りとなるので、もう一段アップにトリミングしてみてください。なお「仲良し」なら正面から表情を撮ることをお勧めします。



岩谷昇平のワンポイントアドバイス

1月度課題「冬の日」での私の一押しは古川さんの「冬の空」です、この作品はまさに今月の課題「冬の日」そのままです、

重たい雲に覆われた空を画面の多くに取込みその雲の間から漏れた光が黒い海をわずかに照らしています、寒々しい冬の日の光景がよく伝わってきます。

次に森重さんの「遠望」です、この作品も冬の日よく晴れた日ならではでしょうね、中央に平生湾、その先に尾島、左に牛島、その奥右に姫島それに国東半島までもが良く写っています、浮かぶ雲もいいですね、課題「冬の日」にピッタリです。

1月度 自由課題での私の一押しは吉留さんの「射る!」です、

この弓始式の作品はいい角度で撮られていますね、光線のかげんもいいし、ピントも良く合っています、何といっても矢を放つ瞬間の緊張感がひしひしと伝わってきます。

次に大久保さんの「山門の額絵」です、

階段を登っておられてフッ!と見上げたらこの光景が目に飛び込んできた、これは面白いと思ってすぐシャッターを切る、この感性が素晴らしいですね、山門を額縁に見立て斜めの木、それに雲を配し作品に仕上げています、難を言えばもう少しアンダーで撮ってほしかったですね。

それぞれ2点づつ選ばさせていただきましたが他にも素晴らしい作品がたくさんありました、皆さん上手くなられていると思います、次回も楽しみにしております。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

岩谷昇平




















# by simasquare | 2024-01-24 20:24 | ふれあい市場写真展作品
2023年 11月 24日

第67回ふれあい市場写真展

67回ふれあい市場写真展 20231111

到着順 課題爽やか」&自由

課題爽やか

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1 初めて実をつけた栗の木

2 2023年10月17日

3 岩国市周東町祖生

4 背丈ほどの小さな栗の木が今回初めて実をつけました。健気さを感じながら季節の恵みを美味しく頂きました。

5 森重 幸雄

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1 碧いカンバス

2 2023年10月13日

3 防府市毛利庭園

4 いつ見ても秋の空には心が魅了されます。ブルーのカンバスに気まぐれに綾なす雲を描き、そして風に吹かれて消えて無くなる秋に!

5 吉留 文男

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1 爽やかギターマン

2 2023年10月14日

3 周防大島町小松 大島夢さくひろば

4 自作の「屋代川は大きいぞ」を引っさげて、SHOZENさん、颯爽と登場です。

5 三原 伊文

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1 フジバカマ‐蝶を待つ‐ 

2 2023年10月3日

3 周防大島・外入

4 フォト575 「フジバカマ 爽やかに立ち 蝶を呼ぶ 」

すっと伸びた茎の先端に房状に花が咲くと、アサギマダラが旅の途中に蜜を求めて飛来。一休みしたら海の向こうへ。明日はどこまで飛ぶのか…。

5 新保 眞理

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1 秋風に乗って -ようこそみなさま-

2 2023年9月9日

3 周防大島町小松 大島夢さくひろば

4 ふれあい市場恒例となったフラダンス。今回も笑顔でお迎えします。

5 山本 信夫

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1 星と宇宙の日(日本天文遺産)

2 2023年10月下旬

3 三鷹の国立天文台にて

4 抽選に当たり、四年ぶりの公開日(対面開催)に参加。何とか、来年の天文カレンダー(レアもの?)もゲット出来ました。

5 秋葉 日出人

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1 海へつづく道

2 2023年10月26日

3 沖縄県伊計島

4 サトウキビの道は気持ち良かったです。

5 古川 松生


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1 爽やか

2 2023年11月7

3 鳥取県

4 田んぼの中にぽっこり浮かんでいるような木の中には神社が…青空とのコラボは爽やか〜

5 大久保 妙子


自由作品


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1 片添えヶ浜海浜公園未明

2 2023年10月30日

3 大島町片添えヶ浜

4 朝日の上がる前のマジックアワー、満月を西の空に頂く片添えヶ浜の日本離れした風景。

5 森重 幸雄


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1 家路

2 2023年10月22日

3 防府市佐波川新橋

4 秋は日暮れが早くやって来るように感じられます。日の入りは規則性があるらしく毎日1分ほど早くなり、急に日没が早まるわけでないようです。しかし、不思議なことに、日が短くなったと感じ家路に急ぎたくなります。河川敷の土手の高校生たちも道を急いでるようです。

5 吉留 文男


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1 商船祭 -大島商船高専詩吟部-

2 2023年11月3日

3 周防大島町大島商船高専

4 1981年創部の全国でも珍しいクラブです。名取を目指して、楽しく頑張っています。現在は女子部員の方が多いです。

5 三原 伊文


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1 陰影 —朝の陽ざしに導かれ— 

2 2023年10月21日

3 カンボジア シェムリアップ・アンコールワット

4 フォト575 「光浴び 朝のしじまに 浸る影」

  夜来の雨はあがったものの、日の出を仰ぐことは出来ませんでした。しかし、濠には陰影を伸ばす木々と水生植物との調和に満ちており、そこには光の技がありました。

5 新保 眞理


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1 覚えているか~い? 俺たちの青春!

2 2023年10月14日

3 周防大島町小松 大島夢さくひろば

4 張りのある歌声とギター演奏を聴いていると、若かりし頃を思い出し元気が出てきました。

5 山本 信夫


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1 今年二度目の笠佐航路

2 2023年秋彼岸の頃

3 笠佐航路(17時の便)にて

4 今年二回目となる笠佐航路からの遠景、次は暮れの頃に夕陽にもチャレンジしてみたいと?

5 秋葉 日出人


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1 ハートの鐘

2 2023年10月30日

3 沖縄県南城市

4 なんだか地中海のイメージ(行ったことないけど)

5 古川 松生


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1 暮れる日、揺れる火

2 2023年10月28日

3 山口市きららアウトドアフェス

4 夕暮れ時に揺れる松明の炎が、幻想的でした。

5 細野 万里子


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1 いつもありがとう

2 2023年11月5日

3 岩国市

4 朝霧に包まれた墨絵のような錦帯橋に目を奪われ、思わず車を停めました。いつもと変わらず掃除をしてくださりありがとうございます。

5 大久保 妙子


木村ヨーシローが選んだこの3枚


課題「爽やか」

今回気になったのが、与えられた課題をよく考えて、課題の内容を満たすように撮影している人はいるのだろうかということです。課題をやる意味は、先にテーマありきでどこまで想像力や撮影技術を駆使して内容を満たせるかという点にあります。日頃のスナップ撮影の中からこれが「爽やか」だろうと思って選んだのでは本来の目的からは外れていて、課題をやる意味がありません。今後はそこのところをしっかり考えて励んでいただきますようお願いいたします。

(1)t_02
 吉留課題 蒼いカンバス
秋の雲であるうろこ雲にまず秋を強烈に感じます。風が吹いているかどうかは写真からは判然としませんが、蒼蒼とした松がその姿形、色から爽やかさを連想させてくれると思います。太陽光は画面右上から照らし松の木にもほぼ真上から当たっていることが真昼のクリアな空気感となり、爽やかなイメージを増幅させてくれます。一見地味ですが、しっかりと課題を満たしている点を評価させていただきます。

今回の選出は吉留さんの一点のみとします。
次点の作品の講評を少ししておきます。

t_03
 三原課題 爽やかギターマン
タイトルに主観であり課題である言葉を入れるのはよくないですが、決して若くはない方にも爽やかさはありますね。問題はそれをどう撮れば爽やかに感じるかですね。限られた場所でも撮るアングルで背景は変わり切り取り方でも印象は変わります。背景が木だけではやはり少し重くなってしまい、残念な結果となりました。大変かもしれませんがなるべく動き回ってベストなアングルを探してください。なおこの作品は「自由」に提出された山本さんの作品とほぼ同じ瞬間に見えるので、それがとても興味深かったです。

t_04
 新保課題 フジバカマ
とても美しいモノクロ調の作品です。構図も良いのでこれはこれで成功しているのですが、やはり飛んでいるアサギマダラが薄いグレーの海のあたりで飛んでいて欲しい!そうすれば完璧なのに、、、と思わされる残念さがあります。是非またここで再チャレンジしてください。

t_07
 古川課題 海へつづく道
ざわわ、ざわわのさとうきび畑、そして海へ続く道と爽やかな役者は揃っているのに蒸し暑さを想像してしまいます。空模様でも損をしています。爽やかさを感じさせるためには少し高いところから畑を見渡して、さとうきびが風になびく様が撮れなかったでしょうか?海ももっと広く写り込むはずなので、その色が爽やかさを増すと思います。理想は若い女性が白いワンピース姿で歩いていたら、、、これは私の妄想です。。。

自由
(1)t_19
 大久保自由 いつもありがとう
タイトルが作者の心の声になっていますが、タイトルで表明しない方が良いです。鑑賞者が自然にそれを感じるようにしないといけません。でもそれを差し引いても素晴らしい作品です。完全に逆光なのにトーンが潰れていないし、それが劇的な効果となっているのは朝霧のお陰ですね。通りがかりに撮影されたとのことですが、その直感と行動力を大切にしてください。同じ瞬間は二度と訪れないので。それを逃さず撮影したことは賞賛されるべきことです。この作品から今の時代性を感じました。今はまだ霧の中だけど、未来に希望の光を見た気がしました。

(1)t_12
 吉留自由 家路
甲乙つけがたいので同じ一位とさせていただきます。まるで影絵のような、とはありふれた例えになりますが、秋のつるべ落としに家路を急ぐ二人の姿が風になびくススキとともに完璧な絵となっています。一人は自転車で腰を浮かせて漕いでいるので坂道なのでしょう。ライトも点けていますね。もう一人は徒歩の女性のように見えるので、赤の他人か、あるいは、、、と想像をしてしまいます。蒼い空には月が二人と同じ方向を向いてニッコリ?いつまでも眺めていたい名作です。構図や露出も言う事はありません。

(3)t_14
 新保自由 陰影 -朝の陽ざしに導かれ-
玄人好みと言えば誤解があるかもしれませんが、新保さんはプロレベルなので敢えてこう言わせていただきます。こういう心象風景的なイメージ写真は組み写真の一枚か写真集の中の一枚として使うとより効果的なのですが、見過ごしてしまいがちな日常の風景の中から絵になる撮り方の一例として他の皆様も参考にされては如何かと思います。これにはセンスと観察力が必要ですが、写真にするということはこういうことの結果です。分かりやすい一般的なきれいなだけの風景写真から脱するための参考にしてください。決して誰にでもできることではありませんが、写真の見方も広がるはずです。私個人はこの作品に、この世に確かなものは存在するのかという暗示を感じました。あるいは朝日のはずが今は焼かれている都市を連想してしまいました。想像は自由です!

なお 「t_17 古川自由 ハートの鐘」も内容的には同位にしたいのですが、前から指摘しているように画質で損をしています。大きく引き延ばして画質が悪いとそれだけでマイナスとなります。内容が素晴らしいだけにもったいないです。そろそろ古川さん、画質の良いカメラの購入を検討してください!(笑)



岩谷昇平のワンポイントアドバイス


11月の課題「爽やか」はやさしいようでむつかしい課題だったと思います。

作品を課題にこじつけたように感じる作品が多かったように思いました、まずその月の課題を頭に入れ、どういう写真を撮るか考えて作品作りをして下さい。

*課題作品の中での私の一押しは吉留文男さんの「蒼いカンバス」です。この作品は今月の課題にピッタシですね!爽やかな秋空が良く表現されています、縦位置にしたことが

良かったですね! 縦位置にしたことにより空の高さや奥行きがより際立ったと思います。

*自由作品の中での私の一押しは吉留文男さんの「家路」です。学校帰りの高校生とのことですが私としたら兄弟にしてほしいですね!(笑)

晩秋の夕暮れ時、肌寒い風が背中を押してくれている、自転車をこいでいる兄、それを追う弟がいる、

空には三日月・・・、この一枚だけで物語が出来ますね!! カラーであって白黒の世界、良いですね~、物語のある作品は見る人の心をうつものです。

この作品、わざと斜めにされたのですかね?それとも元々上り坂だったのですかね?・・・ ちょっと聞いてみたいですね・・・。

この度は「課題作品」も「自由作品」も私の一押しは吉留さんの作品となりましたが、課題では古川さんの「海へつづく道」、自由では「いつもありがとう」も素晴らしい作品だと

思います。 次回も楽しみにしています。

岩谷昇平のワンポイントアドバイスでした。





# by simasquare | 2023-11-24 19:29 | ふれあい市場写真展作品
2023年 10月 02日

第66回ふれあい市場写真展

66回ふれあい市場写真展 2023


到着順 課題夏の記憶」&自由

課題夏の記憶

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1 夏の思い出

2 2023年8月13日

3 上関町

4 コメント:子供の頃の思い出を写真にしてみました。

5 明石 哲弥

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1 早稲田の中学校

2 2023年8月20日

3 周防大島町西屋代

4 大島中学校は田んぼの真ん中にあります。夏の象徴である鉄床(かなとこ)雲が、早稲米の実りと生徒たちの未来を祝福しているかのようでした。

5 三原 伊文

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1 ママしっかり撮って

2 2023年7月23日

3 下関市

4 可愛いいとこ同士の二人が飛び込みます。ママはその姿をスマホにおさめようと必死です。それを遠巻きにカメラを構えるわたし。

5 大久保 妙子

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1 水遊び

2 2023年7月26日

3 防府市内てんじん多目的広場

4 猛暑の昼下がり、駅前の広場で噴水で水遊びを楽しむ男児と夏の課外帰りの高校生に出会いました。それぞれの遊び方は違っていましたが、時間を忘れて戯れる姿は同じように見えました。  

5 吉留 文夫

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1 無心

2 2023年820

3 岩国市玖珂町

4 帰省した孫たちを山賊に連れて行った時、鯉への餌やりに集中する表情。子供時代の素直さを思い出します。

5 森重 幸雄


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1 夏の思い出

2 2023年8月8日

3 柳井市日積

4 子供の頃の夏の思い出は川遊びです。

5 古川 松生


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1 周防大島の夏

2 2023年8月26日

3 グリーステイながうら

4 周防大島の夏といえば?!【サタフラ】!素敵なフラダンスを今年も楽しませてもらいました。

5 細野 万里子


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1 台風6号接近

2 2023年8月10日

3 平生町佐賀沖

4 上関で用事を済ませた帰り路、佐賀沖合には何隻もの船が停泊していました。

5 山本 信夫

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1 水風船の置き土産?

2 2023年8月上旬

3 周防大島町実家にて

4 4年ぶりに子供や孫たちも集い少し賑やかなお盆となる予定でしたが、皆が予定を切り上げ、早目の帰京となりました。

5 秋葉 日出人


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1 夏の記憶 ‐危険な暑さ‐ 

2 2023年8月5日

3 周南市・久米小学校校庭

4 帰路、地区の夏祭りに遭遇。数年ぶりの開催で、子どもたちも校門でミストを浴びて会場へ。お目当てはステージ!?弥が上にも盛り上がっています。

「夏祭り ミストシャワーで 盛り上がる」

5 新保 眞理


自由作品


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1 たそがれどき

2 2023年8月13

3 上関町

4 コメント:夕暮れ時の海の青はとても美しいと思います。

5 明石 哲弥


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1 鵜の目鷹の目

2 2023年8月14日

3 周防大島町小松 海の見える野鳥公園

4 これまでは新幹線が大好きだった孫。今は昆虫に夢中です。

5 三原 伊文


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1 ワタチここでーす

2 2023年7月23日

3 下関市

4 プール遊びで疲れたあと、部屋に帰り、涼しげにオムツ姿で手をふる姿をキャッチ。

5 大久保 妙子


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1 思い出

2 2023年8月16

3 防府市佐波川河川敷

4 コロナパンデミックでしばらく行われなかった「灯篭流し」が行われました。川を流れていく灯篭は幻想的で、集まった人は静かに手を合わせて祈りを捧げていました。

5 吉留 文夫


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1 大畠瀬戸大潮の表情

2 2023年81

3 柳井市大畠大橋

4 朝日に照らされる大潮の流れ。

5 森重 幸雄


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1 まかせとけ

2 2023年8月13日

3 柳井市日積

4 即席射撃場、賞品があるのでみな夢中です。

5 古川 松生


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1 なに撮ってんの?

2 2023年8月16日

3 平生町宇佐木 自宅

4 生後1か月の子猫を妻が孫の遊び相手に借りてきました。

すっかり人気者になり、賑やかさが加速した1週間となりました。

5 山本 信夫


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1 60年ぶりの笠佐島航路

2 笠佐島航路船上にて

3 8月上旬

4 子供や孫を送り出した後、何とも寂しく、唯一の晴れ間に、 ふと笠佐島渡船へ。懐かしく思いっきり潮風を満喫致しました。

5 秋葉 日出人


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1 スピアン・プラプトス ‐意味は、方向を告げる橋‐ 

2 2023年5月1

3 カンポン・クデイ(シェムリアップから東へ60キロ)。

4 車は通行禁止ですが、今も人々の生活に使われている現役の橋。アンコール王朝時代12C後半~13C初頭にかけて建造。欄干の蛇神ナーガの彫刻がこの国の方向と橋を護っているかのよう。

「古の 橋の下には 川流れ」

5 新保 眞理



木村ヨーシローが選んだこの3枚

はじめに。毎回講評させてもらう度に思っていることがあるのですが、写真は習い事ではないので一つの正解はないということです。しかしながら写真を通して他人に何かを感じ取ってもらいたければより良い方法はあるということでそれをアドバイスさせていただいています。そういう考えで講評させていただいていますので、今後もそのことを念頭にお読みください。

課題「夏の記憶」
(1)t_1 明石課題 夏の思い出
これは完成度の高い名作ですね!素晴らしいです。黄金分割の見本でもあります。その効果で画面にとても安定感と動きがあるのがお分かりいただけると思います。二人の少年の視線の先には今まさに沈もうとする夕日が。釣りをしているのを忘れてしまうような美しい夕日だということを感じる後ろ姿で、シルエット気味なのがまた観る側の想像力をかき立ててくれます。望遠レンズによる圧縮効果もまた成功しています。私もこのシーンに似た体験を思い出して、少年の頃語り合った夢を思い出してしまいました。

(2)t_10 新保課題 夏の記憶 危険な暑さ
こちらの作品も甲乙つけがたい魅力があります。ミストが太陽光を受けてモヤモヤとした半透明な不思議な物質となって写っていて、それがまるでかすれてゆく記憶のように見えてしまいます。上の方に枝葉が覆い被さって視覚が狭められているのも手伝って、遠い昔の自分の記憶を探っているような錯覚に陥り、かつて参加した夏祭りの記憶を思い出しているような気分になります。さらに左に大胆に大きく写り込んでいるシャープな扇風機の存在がシュールに思えて、ますます非現実的な風景に見えるのです。日頃の写真への熱心な取り組みの結果おそらく無意識の確信に満ちた気持ちで撮られたのでしょうが、そういう理由で見事な記憶の写真となっています。

(3)t_5 森重課題 無心
実に味わい深い表情をしておられるお孫さんですね。お孫さんに自分の昔の姿を重ね合わせて撮影されている気持ちがとてもよく伝わります。表情は非常に繊細で微妙で一瞬のことなので、一枚だけ撮っただけではなかなか上手くいかず、連続して撮った中からこれだというのを一枚選ぶことになるのですが、実はこれも非常に難しいことでなかなか選べ切れないことが多いです。顔を撮る時の鉄則として手前の目にピントを合わせるというのがありますが、この作品はそれをきちんとクリアしています。惜しいのは説明がなければ鯉に餌をやっているとすぐには分からないことでしょうか。少しだけ上の位置から撮って説明不要の写真となれば言う事無しです。うるさくなりがちな草木の背景はうまくボケていてとても良いです。

(補足)t_3 大久保さんの作品が気になるので補足してコメントしたいと思います。よくある失敗としてオートフォーカスの中抜けがあるのですが、最初はこの初歩的なミスだと思ったのですが、課題の「記憶」という意味ではこれもアリだと思い直しました。私自身も今実験段階なのですが、ピンぼけの写真だけを集めて展示しようと思っていまして、有名な写真家の森山大道氏の手法「アレ、ボケ、ブレ」は記憶のイメージとすこぶる相性が良いのです。なのでピンぼけになりつつある夏の記憶としてこういうのもアリですよという指摘をここでさせていただきます。

自由
(1)t_14 吉留自由 防府市佐波川河川敷
灯籠流しの写真は非常に相性の良い被写体と言えますが、とても上手く撮影されています。明るいうちからロケハンをされてこの構図を決めたのでしょうか?遠近法の構図で画面左上からゆったりと流れる様は心が落ち着くような安心感があります。長時間露光によって直方体に引き延された灯籠の優しいオレンジの光跡が幻想的で、対色となるシアンの川面や空とのハーモニーがとても美しいです。対岸に邪魔になる光などが一つもなく、画面全体がきれいにシンプルに整理されていることはこの作品の完成度を高めています。

(2)t_15 森重自由 大畠瀬戸大潮の表情
黄金分割ではなく中央をズドーンと縦横に分割した構図。この堂々とした構図もアリだと思わせる作品ですね。ストレートで気持ちが良いです。雲も島影も少し左右対称に見えるのでこの構図を成功させていると思います。何よりもこの迷いの無いオレンジ色が情熱的で瀬戸内の魅力を訴えています。観光写真に採用されたらこの写真に惹かれて観光客倍増は間違いなしでしょう。そんな底力を感じる作品です。

(3)t_11 明石自由 たそがれどき

明石さんが得意とされる幾何学的な構図が決まっている作品です。しかも動き回る鳥までが幾何学手に並んでいるわけですから奇跡に近い写真です。なのにコメントは鳥よりも海の青の美しさ?確かに渋く美しいと思いますが、私的にメインとなるのは幾何学と有機体の融合の不思議さなんです。そのためにこの作品をモノクロにして少しコントラストを高めてしまいたいと思うのです。でもそれをしないこの作品もアリだと思います。ありのまま、そのままも良いものです。自分の身勝手さを少し反省させてもらいました。

古川さん、以上になります。

よろしくお願いします。

なお、古川さんのモノクロへのチャレンジをうれしく思いました。

モノクロの魅力も伝えたいのでこれに懲りずまたご応募ください。



岩谷昇平のワンポイントアドバイス


皆さん すばらしい作品ばかりで迷いましたが、9月の課題にそって独断と偏見で選

ばさせていただきました。

*課題「夏の記憶」

私の一押しは古川松生さんの「夏の日の思い出」です。

この作品は手前にお母さんを入れ、その目線の先には子供たちが泳いでいます、そし

て飛び込む瞬間もよくとらえています、

今でもこういう光景が見られるんですね・・・

私の古いアルバムにもこんな写真があったような気がします、私も昔を思い出しまし

た。

モノクロにしたことにより寄りノスタルジックな作品となりました。

出来たらカラーでも見てみたいですね・・・

次に新保眞理さんの「危険な暑さ」、山本信夫さんの「台風6号接近」、細野万理子

さんの「周防大島の夏」です、

新保さんの作品は夕方であろう木漏れ日によってミストが光っています、光線のかげ

んもいいし、幻想的で素晴らしい作品です。

又、山本さんの作品は水平線を上げ海を強調されています、題名を見てあらためて写

真を見ると 嵐の前の静けさ がよく伝わってきます。

まるで緑川洋一の世界ですね。

細野さんの作品は周防大島ならではの良い作品ですね、いい瞬間をとらえられている

と思います。

*自由作品

自由作品もすばらしい作品がそろっています。

その中からあえて私は三原伊文さんの「鵜の目鷹の目」、山本信夫さんの「なに撮っ

てんの?」、大久保妙子さんの「ワタチここでーす」を選ばさせて頂きました。

三原さんの作品はまさに 鵜の目鷹の目 ですね、何を追っかけられているのですか

ね・・・、いい瞬間を捉えられています、おじいさんでないと撮れない写真ですね。

山本さんの作品は癒されます、この子猫は写真に撮られることになれているんですか

ね・・・、可愛いですね、よく目にピントが合っています。

大久保さんの作品は面白いですね、この瞬間を撮ると言いう感性が素晴らしいです

ね、しいて言えばもう少し引いて撮ってほしかったですね。

簡単ですが私のワンポイントアドバイスを終わります。

次回も楽しみにしています。


















# by simasquare | 2023-10-02 20:25 | ふれあい市場写真展作品